男の子の思春期の子との向き合い方 ~クラブへの思いと葛藤~

男の子の習い事で多いサッカー。長男も小学校2年生の終わりから高校生までやってました。中学になり監督が代わっての心の葛藤、高校の監督との考え方の違いに対する葛藤、この悩みは長く競技をやってるとついて回る事ですよね。今回はそんなお話。

幼少期に受けたお友達からの出来事を長男がどう乗り越えたかは「保育園編」「低学年編」で、長男の初めての恋に母の反応は?は「恋愛編」で、多感な中学生時代も「中学校でのトラブル」で書いてますのでお時間のある時にお立ち寄りいただければと思います。

今日は長男のクラブへの思いと葛藤(目次 9つ目.)について書きたいと思います。

【長男の成長目次】

  1. 3歳半まで会話ができなかった過去
  2. 保育園でのやんちゃぶり
  3. 小学校での仲間外れ
  4. 登校拒否の克服
  5. 他社への思いやりの気持ち
  6. 初めての彼女
  7. 中学3年間でガラスを3枚割った件
  8. AKB事件簿
  9. クラブへの思いと葛藤
  10. 大学入試と退学
  11. そして現在




クラブへの思いと葛藤

小学2年生でいじめにあった長男でしたが、自分なりにお友達とのかかわり方がわかり始めた2年生の終わりごろ、学童保育の帰り道にサッカーを習いたいと言ってきました。

「いいやん!やりやり!でも、なんでやりたいって思ったの?」

「サッカーやってる子にお前足が早いからサッカーやったらいいねんって言われた」

純粋に運動をさせたいと思ってたのもあったし、弟3歳、妹1歳がいて週末にサッカーに行ってくれたら助かるという思いありました。

サッカーの体験に行き、生き生きと走り回る長男を見て、やっぱりこの子は動く事が好きなんだなぁと実感しました。

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5年生になると6年生の試合に出させてもらう事もあり、足が早いので長男はいわゆる「長友ポジション」と言われる左サイドバック。よく食べる子だったので体もしっかりしており、競り合いも強く攻撃にも参加できるポジションでした。

中学でも2年生の時、先輩の最後の試合にも出させてもらう事もでき、その大会は優勝する事ができました。

そんな順風満帆なサッカー生活に変化が起きたのが中学3年生になった時。今までお世話になった先生が転勤になり顧問が変わったのです。クラブあるあるですよね。中学最後の年に顧問の先生が変わる事で、挫折を味わうのでした。

新しい顧問の先生は、サッカーのスタイルが前の先生とは全く別で、今までレギュラーで試合に出てた子の半数が入れ替わって、長男も試合に出れる回数が減り、中には最後の試合に参加しない子もいました。そんな状態では勝てる試合も勝てなくなり、早々に敗退して長男の中学サッカーは幕を落とす事になりました。

卒部式の日。顧問の先生は第一声。

「俺のやり方は間違ってた。自分の理想を押し付けすぎて、みんなの事を分かろうとしてなかった。3年生のみんなには本当に申し訳ない。ごめん。」

日本代表戦でも監督が変われば招集される選手も変わる。だからこそいかに自分をアピールする事が大事なんだと私は長男に言って聞かせてました。だけども、それはあくまで采配する監督が個人の適正を見定めた上で組み立てる事で成り立つ。長男たちを見ててやるせなさを感じてた分、先生も苦しんでたんだなと、そして最後に子供達に頭を下げる事でその思いを共有できて、長男たちの顔が穏やかになました。最後に一列に並び先生に向かって感謝の言葉を叫んた時に、どんなに思い悩む事があっても無駄な経験じゃなかったんだと心が熱くなりました。

高校に進学した長男。中学のままでは終われないとサッカー部に入部しました。部員が13人のサッカー部で、経験者の長男は即レギュラーに。私はまだまだ試合を応援に行ける事に喜びでいっぱいでした。

そして1年生の夏休みの合宿が終わった頃、高校の部活では物足りなくなった長男がクラブチームU15のセレクションを受けたいと言ってきました。私は長男の前向きな言葉が嬉しくて即座に賛成!あとは現チームに所属する監督の許可が得られればセレクションをうけれるって段階でした。監督の返事はNO。長男がクラブを辞めれば大会に参加する事も出来なくなるので許可出来ないとのことでした。話し合いは続きましたが許可はおりず、だんだんと長男のサッカーに対する熱みたいなものもさめて顧問の先生に対する信用も無くなっていき、後輩が入ってきて辞めれる状態になった時に静かに長男のサッカー人生は終わりを迎えたのでした。

クラブを辞めた日に長男は

「俺の今までのサッカーしてきた時間はなっやったんやろ。。」

と、ポロポロ涙を流していました。やりたい時に動けなかったもどかしさ、やれるようになった時にそこまでの情熱が無くなってた虚しさ、不完全燃焼の終わり。全てにおいて悔しかったんだと思います。

この経験を無駄にはしてほしくないと思いました。クラブの事を思って後輩が入ってくるまで頑張った事すごく素晴らしいし、そして、やる気や情熱があるうちに行動をする事の大切さ、人と人との信頼関係を築く意味を忘れないでほしいと伝えました。

まだまだグラウンドを走り回る長男の姿を見れると思っていた私はちょっぴり寂しい気持ちにもなりましたがその後の長男は私に似て?気持ちの切り替えも早く、バイトして、お金を稼ぎ大好きなゲームに没頭(笑)とても楽しい充実した高校生活を送るのでした。

楽しく健康に生きてくれればそれでいいかなと思う母なのでした。

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