男の子の子育て ~中学校でのトラブル~

これまで長男の誕生から成長、小学校でのいじめと書いてきました。やっぱり子育てって大変だけど楽しい!って思いながらする事が大切なんだと思います。今回は子供がやっちまった失敗について書きたいと思います。男の子の子育ては刺激がいっぱいです(笑)

幼少期に受けたお友達からの出来事を長男がどう乗り越えたかは「保育園編」「低学年編」で、長男の初めての恋に母の反応は?は「恋愛編」で書いてますのでお時間のある時にお立ち寄りいただければと思います。

今日は長男の中学期(目次 7つ目.8つ目.)について書きたいと思います。

【長男の成長目次】

  1. 3歳半まで会話ができなかった過去
  2. 保育園でのやんちゃぶり
  3. 小学校での仲間外れ
  4. 登校拒否の克服
  5. 他社への思いやりの気持ち
  6. 初めての彼女
  7. 中学3年間でガラスを3枚割った件
  8. AKB事件簿
  9. クラブへの思いと葛藤
  10. 大学入試と退学
  11. そして現在

中学3年間でガラスを3枚割った件

プルルルルルルルー

「もしもし」

「〇〇くん担任の△△です。〇〇くんが学校のガラスを割りまして…..」

その時は突然やってくる。そんな連絡が来るとやっぱり、喧嘩した?キレた?とものすごく悪い想像に走ってしまうのです。帰ってきた長男はガラスの請求書をもって私の顔を見るなり、

「すみませんでした」

と謝ってきました(笑)経緯を聞くとサッカーのクラブの時、先生からC棟の方はボール避けの柵がないから、そちらの方にはけらないように。と言われてて気を付けてたのに、そっちの方向にいた友達にパスしたつもりがそのままコロコロと転がりちょうど柵のない窓ガラスへ。

1枚目 請求額 ¥2800- 中1夏休み前

プルルルルルルルー

「もしもし」

「〇〇くん担任の△△です。〇〇くんが学校のガラスを割りまして…..」

はいはいはい。もう、平常心です。

今回は友達と廊下でふざけてた時に、よろけて手をついてバリン。周りにいる人も、本人にもケガはなく一安心。

2枚目 請求額 ¥8500- 中2の秋

プルルルルルルルー

「もしもし」

「〇〇くん担任の△△です。〇〇くんが学校のガラスを割りまして…..」

え、多ない?!(笑)ぐらいに思ってたら、

「今回はちょっと金額が高くて、校長と相談しました結果、学校と半分ずつ負担することになりました。」

今回の理由。学級代表の長男は、学校の年末大掃除を残って手伝っていた時に、ほうきを持ち換えようと一瞬横にした瞬間バリン。いやいやいや、もろすぎません??とも思ったけど、中に針金が入ってる頑丈なものでお値段も過去最高額!!

3枚目 請求額 ¥18000- 中3年末(※半額負担の為、本当は¥36000-)

もうネタやん。

弟のサッカーの試合で会ったお母さんが、自分の子供が学校のガラスを割ってしまってこの世の終わりぐらい恥やと沈んでたので、うちは3枚割ってるよと教えてあげたら、上には上がいるんだと何だかお礼を言われて、救われて帰っていきました。(^^♪

子供には色んな失敗はつきもので、してしまったことはしょうがない。大事なのはその後の事や、その事の受け止め方なのかなと思います。

今回子供とはルールを決めました。未成年の子供がしたことは半分は親の責任だから弁償するガラス代の半分は私が出すけど、半分分は家のお手伝いをすることで支払いなさいと言いました。そして、何よりも誰もケガ人がいなかった事がありがたい事だとコンコンと言って聞かせました。もしも周りにいたお友達がケガをしていたら、もしも窓が割れた下に人が歩いてたら、もしも割れた破片が自分の目に刺さって失明する事でもあったとしたら、悔やんでも悔やみきれないよ。だから、割らないように注意する事が大事なんだよ。と。

これも大切な事を教えるための良い出来事だったと感謝しております。

AKB事件簿

うちの長男は小学校の時のいじめられてた経験もあってか、自分がバカにされたりからかわれたことに人一倍敏感で、瞬間湯沸かし器のごとく怒ってしまいます。そうゆう反応って中学の多感な時期の子にしては面白くてしょうがないですよね。。。そんなお話。

ある日の休み時間。トイレに行って帰ってきた長男のノートに

「AKB48」

と見開き一面に落書きがされてました。それを見た長男。激ギレ!!ちょうど担任の先生の授業だったこともあり、ホームルームに。落書きをした子は長男の反応が面白く、でもいじめようとかじゃなく、長男も笑ってくれるかなぐらいの軽い気持ちだったとすぐに反省して謝ってくれました。しかし、一度沸騰したお湯は中々冷めず、母呼び出しへ。。。

長男曰く、されて嫌な事は本気で怒れ!その言葉は私がいじめられてた小学生の長男に伝えた言葉でした。今も実践しているという事実を知ったのです。なんだかその時、ちょっと場違いなのかもしれないけど、なんて素直に育ってるんだろうとほほえましく思ってしまいました。

いやいやじゃなくて、そうもう長男は中学生。次のステップへ進まなければ!!

そして、私は新たな提案をしました。3回に1回でいいから、「まっ、いっか!」って思ってみようです。いけないことをした子に悪い事だと教えてあげるのは大事だけど、怒り続ける事はとても体力がいって長男自身がしんどい事でもある。そして、大人になれば理不尽な事でも受け流さなければいけない時がある事も悲しいかな現実。なので、その準備を始めようと提案したのです。

とても素直な長男。そしてとても柔軟な長男。瞬間湯沸かし器はやがて全自動風呂沸かしのように心地いい温度でいつも温かい穏やかな人へと成長していくのでした。

大人はついつい自分が理解してる事や、無意識にできてる事を、みんなやってる常識と勘違いしてしまう時があります。しかし子供に一つ一つ伝えていくそこを惜しんではいけないし、自分の思いを一方的に押し付けるのではなく、子供のペースを感じながら子供の価値観も理解しながら伝える事ができるのは、やっぱり子供の一番近くにいる大人なんだと思います。

やっぱり子育てって奥深い。

まだまだ長男の楽しい子育ては続くのでした。

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